English Way【Q method】
English Wayは、「日本人にとっての最効率的なEnglish習得法」である
- 「Q method (Quick method)」
を、普及させていく (そして、日本人の「国民病」である「English下手」を、克服・完治させる) ことを目的としたplatformです。
Contents
- 1 「Q method」とは?
- 1.1 「日本人のEnglish下手の原因」と「Q method」
- 1.2 「Q method」の構成・内容
「Q method」とは?
「日本人のEnglish下手の原因」と「Q method」
まず、日本人が世界有数の「English下手民族」である原因は、
- ❶-1 日本語とEnglishが、言語としてあまりにも違いすぎる、繋がり・共通点・類似点が無さすぎる (発音・文法・語彙/表記)。
- ❶-2 日常生活において、Englishの接触・使用機会が無さすぎる (ある意味では、Englishの語彙・機能を、カタカナ語・漢字語で代替できる日本語が便利すぎる)。
- (※ 上2つは、総じて「(Englishとの) 日常的な接点の無さ」と、表現することができます。)
- ❷ 教育内容が的外れ (+ 試験・学術・business志向) すぎる。
という3点にあります。
しかし、❶-2の接触・使用機会に関しては、ICT/internetが発達した昨今では、その気になりさえすれば、Youtube、Podcast、ChatGPTなどのAI chatbotなどを利用して、いくらでもそれを確保できるので、実質的には、❶-1の言語的差異と、❷の教育内容の2つが、原因 (足かせ/bottleneck)になっていると言えます。
(※ ❶-1の第一言語と第二言語の間の差異が大きいと、単に「新たに一から覚えることが多くなる」だけでなく、「乖離した両言語の知識の維持や、両言語間の往復/切り替えに、大きな労力を必要とする」という点でも、大きな負担/stressの原因となります。)
(※ 上記した❶-2の接触・使用機会の「材料」について、ピンと来ていない人のために、一応主なものを挙げておくと、以下のようになります。こうしたもので日常生活を覆ったり、smartphoneなどの機器やYoutubeなどよく使うservices/appsの言語設定を「English」に設定したりすることで、immersionに近い言語環境を無理なく形成することができます。)
| AI (質問/会話) | 発音・用例確認 | Contents | News (Japan) | News (US) | News (UK/AU) |
|---|---|---|---|---|---|
| ChatGPT Gemini Claude など |
YouGlish PlayPhrase |
Youtube Podcast Netflix など |
NHK - Kyodo - Jiji Yomiuri - Asahi Mainichi - Nikkei J Today - J Times JNTO (Weather) |
Yahoo (F/S/E) NBC - CBS - ABC Fox - CNN - AP PBS - NPR - VOA Bloomberg - ESPN |
Yahoo UK (F/S/E) BBC - Sky - Reuters Yahoo AU (F/S) ABC |
(※ 特に、❷の教育内容に関しては、単に内容が的外れなだけでなく、日常会話もままならない人々に、いきなり試験勉強やら学術文章読解をさせるなど、順序がデタラメなので、全く役に立っていません。
元来、言語教育は、
- 第1段階 : カタコト・日常会話水準の習得
- 第2段階 : 試験・学術・business水準へと進む
という順序で行われなくてはならないのに、日本のEnglish教育は、第1段階をすっ飛ばして、いきなり第2段階から始めるので、「6年以上Englishを勉強しているのに、簡単な日常会話すらままならない」という悲惨な日本人が、量産されてきた訳ですね。)
したがって、こうした劣悪な状況・環境を改善するには、
- ❶「日本語/English」「漢字・仮名/Latin字」の間の壁を取っ払うことで、(特に語彙・表記に関する) 距離感・接点・融通性を、対中国語以上の水準に引き上げ、English学習 (における語彙・表記習得) の難易度を大幅に引き下げる。
- ❷ 教育内容を的確・効果的なものに改善すると同時に、まずはカタコト・日常会話水準の能力獲得 (第1段階、基礎英語脳 (BEB) +α) を最優先目標にし、最短でそれを達成できる内容にまとめる。
といった条件を満たす方法論が必要になりますし、それこそが、ここで述べていくQ methodということになります。
(❷はどの言語圏でもできることですが、❶は「古代に中国語/漢字を克服してきた過去の実績」を持つ日本語(圏)のみに可能な芸当です。
一般的に言って、東Asia/漢字文化圏は、Englishを含む欧州言語とは、発音・文法・語彙・文字、全てが異なるので、相性が最悪です。したがって、身も蓋もないことを言えば、東Asia/漢字文化圏の人間は、「普通の学習法・正攻法」では、一生かかってもEnglishを身につけられません。中国語圏や韓国のelitesがしているように、English圏に移住して何年も過ごすか、幼少期からbilingual教育を施すかしながら、「言語脳を一から別々に育てる」(その手間と分裂状態を受け入れる) といったぐらい極端なことをしないと、この「言語圏/文字圏の壁」は越えられません。
こうした事情は、日本でも基本的には一緒なのですが、日本の場合は、先に述べたように、古代日本人が中国語に対して行ったことと同じことをする、すなわちEnglishの語彙・文字を日本語に取り込んだり、既存語彙と結合させたりしながら、「日本語とEnglishの間の壁を壊す」「日本語にEnglishのlayerを追加する/上乗せする」ことで、「言語脳分裂の負担やstress」を最小化しつつ、「言語圏/文字圏の壁」を越えるという、❶の要素を付け加えた別route (正規route/統合route/王道) の開拓が可能なので、それを活用しない手はありません。)
「Q method」の構成・内容
日本語とEnglishの主な言語的差異 (相違点) は、
- ① 発音 [P]
- ② 文法 [G]
- ③ 語彙 [V] + 表記 [W] (綴り [S])
の3点です。
したがって、これらの差異を手っ取り早く埋め、できるだけ素早く容易に、頭の中に
- 基礎英語脳 (Basic English Brain/BEB)
を構築しつつ、それを効率的に成長・拡大させていく、というのが、ここで述べていくQ methodの基本的な内容・方向性となります。
川に喩えると、日本語とEnglishの間には、
- Pronunciation River (発音川)
- Grammar River (文法川)
- Vocabulary-Writing River (語彙-表記川)
という3つの川が流れていて、日本人が対岸のEnglishへと渡るのを、妨害しています。
(川は段々と幅が広くなっており、最後のVocabulary-Writing River (語彙-表記川) こそが、最大の障害/難所となっています。)
そして、そうした「PGV」の3つの川の中に、それぞれ「橋脚」を設けて、橋を架け易く (渡り易く/往来し易く) する手法・方法論こそが、ここで述べていくQ methodということになります。
その構成を大まかに示すと、以下のようになります。
| 下準備 | English Brain育成 | ||
|---|---|---|---|
| 基礎 | 補助 | ||
| 発音 | RK/REK★ (DM (点描法)) |
AIMC (+ PGV check)【I/O】 SMG (状況-任務game)/MM (漫画法) (+ CC (チャンク集め/繋ぎ))【I/O】 Englishization (英語(語彙)化)【I/O】 Physicalization (身体化)【I/O】 RS (復元)【I】 RC (粗構)【O】 Transfer (移し替え)【O】 | |
| 文法 | VP (動詞型) (AG (代替文法)) (SW (切替)) |
(GB (文法箱)) (SM (記号法)) (TPM (3分割法)) | |
| 語彙-表記 | BC (基本会話) [挨拶/返事/質問/会話] |
KR (漢字ルビ)/KY (訓読み) EJ/LJ★ | |
以下、その内容を「発音」「文法」「語彙-表記」順に、個別に説明していきましょう。
◾️発音/Pronunciation
◉ RK/REK + DM (点描法)
発音に関しては、まず「音色」への対応は、RK/REKだけで十分です。
(→ RK (REK) 一覧 (簡易版))
次に、「音の粒の細かさ」への対応は、DM (点描法) (+ Latinji REKの短縮 (母音省略) 表記) で十分です。
加えて、「音の変化」については、上記のRK/REKに慣れ親しむだけでも、linking、flapping (American English) などの基本は、それなりには身に付きますが、実際のEnglish conversationでは、特に主語・述部周りは、linking、flapping、reductionなどが絡まりつつ、音の変質・短縮・脱落が激しく生じがちなので、一応RK (REK) 一覧 (簡易版) の下部でも一部扱っていますが、そうしたpatternsにも意識的に慣れておく必要があります。
下準備としては、以上の「音色」「細かさ」「変化」の3つを押さえるだけで、十分です。
Englishの発音は、国・地域・個人によって結構揺れがあります。よく知られているように、American Englishは一般的に、滑らかで口元がだらしがない発音を志向し、British Englishは堅くてぶつ切れな発音、Canada、Australiaは、概ねその中間、といった印象になります。(細かくはAIに聞いて下さい。)
したがって、一般的には慣れ親しんでいる人が比較的多いAmerican Englishの西海岸発音辺りを意識しつつ、どの国・地域の人間にも聴き取りやすい無難な発音を心掛けると良いでしょうし、ChatGPTなどのAI chatbotとおしゃべりしながら、微調整・修正していくと良いでしょう。
後、よく言われることですが、誰かnative speakerのrole modelをYoutube辺りで見つけて、そのcharacterに成りきったり、しゃべり方をmimic (物真似) するようにすると、特に「発音」(や「文法」) においては、大きな効果を得ることができます。
◾️文法/Grammar
◉ 述部周り (前・後) + 後置修飾
文法に関しては、とりあえず、基礎としてはVP (動詞型)とAG (代替文法) (とSW (切替)) を、補助としてはGB (文法箱) (とSM (記号法)/TPM (3分割法)) を、ざっくりと挙げていますが、結局のところ、
- 1. 述部周り (前・後)
- 前 : 助動詞・動詞 (否定・疑問・時制) + modality (様相) 周り
- 後 : 動詞型 (VP)・句動詞 (PV)・LVC・AC --- 後方の語のつなぎ方
- 2. 後置修飾 (関係詞節、不定詞・分詞句、前置詞句)
- (3. 名詞関連 (冠詞類・単複 (可算・不可算)、(形容詞+)個物 (+後置修飾) 感覚、単位表現 (〜 of ---)、名詞否定構文 (no〜))
といった辺りの仕組みを、ざっくり把握しておいてもらえば十分です。
(3の名詞関連は、細かな部分は実質的に経験記憶・丸暗記で対処するしかないので、文法・構造絡みとしては、とりあえず1と2だけを押さえておいてもらえばいいでしょう。)
自分自身が日本語を操る際を思い浮かべてもらえば分かるように、実際の言語使用においては、人はいちいち文法を考えたりしません。sportsと同じように、ほとんど習慣として、条件反射でそれを行っています。
しかし時々、改めてちゃんと文を構築・読解しようとする際には、確認がてら、それっぽいことを一瞬意識したりはします。したがって、そうした構築・読解に関わる実用的な部分だけ、ざっくり把握しておいてもらえば十分です。
一般的に言って、言語の構造的部分は、
- 述部 (P) の組立て
- 主語 (S)・目的語 (O)・補語 (C) などの名詞の繋ぎ方
- 修飾語 (M) の繋ぎ方
- その他の慣習
の4つによって特徴付けられますし、自然言語の場合、ここには多分に、「慣習的で不規則・不合理な要素」が混ざります。
そして人間は、native language (母語/第一言語) に関しては、その「慣習的で不規則・不合理な要素」を含む構造を、長い時間をかけて習慣的に身につけることになりますが、第二言語の学習になると、その部分が「大きな障害」となります。
そして実際問題、第二言語に関しても、そうした「慣習的で不規則・不合理な要素」を含む構造を、それなりに長い時間をかけて、習慣的に身につけていくしか無い訳ですが、
- (1) 第一言語と構造的な繋がり・類似点があるかどうか
- (2) 「慣習的で不規則・不合理な要素」を含む構造を、なるべく分かりやすく噛み砕いて・まとめて説明してくれる教材に出会えるかどうか
によって、その道程の難易度が、格段に違ってきます。
((2)に関しては、(長い時間をかけて習慣的に身につけてきた) native speakerによるnative language (母語/第一言語) の説明の場合、どうしても詰め・噛み砕き・言語化 (のための自己分析) が甘い、「他言語話者・外国人にとって、分かりづらいもの」になりがちです。日本人による日本語の説明であれ、English speakerによるEnglishの説明であれ、そこは一緒であり、「流暢に喋れること」は「分かりやすく説明できること」の保証にはならないし、むしろそうでないことの方が多い訳です。
そして、日本の既存のEnglish教育が、「習得水準に達するには程遠い、的外れなもの」である原因も、日本のEnglish教育環境を形作ってきたのが、そうした「他言語話者・外国人にとっての、分かりやすい説明」をするのが上手くない、(長い時間をかけて習慣的に身につけてきた) Englishのnative speakersや、それに準じるbilinguals/returneesであることにあると言っても、過言では無いでしょう。
そしてその結果、「Englishをちゃんと身につけるには、English圏への留学や就業・長期滞在しかない」「今まで日本で何年も学んで来たことは一体何だったんだ」と怨嗟の声が渦巻く悪循環が、何十年も繰り返されてきたし、近年ではAI chatbotの登場で、だいぶそれが改善されたとは言え、まだまだ不十分な状態が続いています。)
そして、そんな(1)や(2)の部分を、大幅に改善し、English学習・習得の難易度を大幅に軽減しようというのが、ここで述べて来ているQ methodであり、実際その効果を実感してもらえる程度の水準には達していると思います。
(もちろん、Englishも自然言語である以上、不規則・不合理は部分はそれなりにありますし、習慣として、根性で身につけてもらうしかない部分もそれなりにはありますが、Q methodであれば、例えばEJ/LJ、特に、述部、前置詞句、関係詞節などを、そのままの形で日本語内に持ち込めるEEJ-QS/LEJ-QSを活用するなどして、そうした「習慣 (的習得)」の領域すらも、楽に前進して行ってもらえるようになります。)
◾️語彙-表記/Vocabulary-Writing
◉ BC (基本会話) + KR (漢字ルビ)/KY (訓読み) + EJ/LJ
最後にして最大の難関である語彙-表記に関しては、まずは、学校でちゃんと教えられることがないBC (基本会話) [挨拶/返事/質問/会話表現] を、基礎として踏まえてもらった上で、補助としては、English語彙・表現を日本語内にまで引っ張り込んで、記憶・感覚として定着し易くするEJ/LJと、Latinji語彙が頭の中に入って来づらい「漢字脳」の人向けに、各English語彙に漢字1文字 (or 2文字) を当てがうKR (漢字ルビ) や、さらにはKY (訓読み) も活用してもらうと、English語彙の習得が格段に容易になります。
日本人 (を含む東Asia人) のEnglish学習において、「最大の無駄とstress」を生んでいるのが、
- 「日本語 (漢字文化圏/東Asia言語圏) とEnglish (欧州言語圏) の間の、語彙体系・表記体系の乖離・分裂・股裂き (や干渉・衝突) による、語彙・表現の記憶しづらさ・思い出しづらさ・忘却しやすさ」
であり、EJ/LJとKR (漢字ルビ)/KY (訓読み) で、「日本語/English」「漢字・仮名/Latin字」の間の壁を取っ払うことは、それを解消・解決し、日本人のEnglish学習環境を劇的に改善することになります。
(そのことは、例えば、日本人にとって、日本語と語彙体系や文字を共有する中国語や韓国語の学習が、どれだけ容易かを思い返してもらうと明らかでしょう。EJ/LJとKR (漢字ルビ)/KY (訓読み) によって、Englishとの距離感はそれ以上に近い、seamlessで一体的なものにできるので、それによるEnglish学習の負担軽減効果は絶大です。)
さて、ここでKR (Kanji Ruby/漢字ルビ) について、改めて説明しておくと、これは各English語彙に、その意味を表す漢字1文字 (or 2文字) を当てがうことで、「漢字脳」の日本人にEnglishのLatinji語彙を飲み込み易く、記憶し易くする措置です。ある意味では、TJとLJ-Englishを直結する措置だと言えるでしょう。
このKR (漢字ルビ) は、VP (動詞型) Wikiでも採用しており、その動詞一覧、形容詞一覧、副詞一覧などを参照してもらえば、どんな感じかを掴んでもらえると思います。
さらに、KR (漢字ルビ) を補強・補完する意味で、KY (訓読み) も、すなわち、English語彙に大和言葉を当てがうことも、許容・容認されます。
こうした「English語彙を、大和言葉で訓読みする」という、冗長とも言える「離れ業」も、あえて許容・容認することで、日本語とEnglishの語彙体系の繋がりが一層緊密かつ自由自在なものとなり、その張り巡らされた「網の目」を辿って、連想的に、English語彙を記憶・想起しやすくなります。
(もちろん、このKY (訓読み) は、KR (漢字ルビ) と同じく、私的・個人的な記憶・確認 (学習) 用、あるいは、こうした前提・知識を共有した日本人(学習者) の間でやり取りする、といった用途を念頭に置いてものであって、その範囲外の人々、ましてや外国人向けに使用することを意図したものではありません。一応念の為に断っておきます。)
これはまさしく、古代の日本人 (日本語) が中国語・漢字を克服してきた手順そのものであり、それをこうしてEnglishに適用することで、Englishの習得が格段に容易になります。
(※ 一覧はこちら → KY (訓読み) 一覧)
また、EJ/LJについても改めて述べておくと、そのvariationsは、
- TJ (伝統日本語) --- 漢字/仮名のみ。
- EJ (拡張日本語) --- Latin字混じり。
- EEJ (NS) (拡張英語化日本語 (通常方式)) --- (+) English語彙特化。
- EEJ-QS (拡張英語化日本語-引用方式)★ --- (+) English述部/前置詞句 直輸入。
- EEJ (NS) (拡張英語化日本語 (通常方式)) --- (+) English語彙特化。
- LJ (Latin字日本語) --- Latin字のみ。
- LEJ (NS) (Latin字英語化日本語 (通常方式)) --- (+) English語彙特化。
- LEJ-QS (Latin字英語化日本語-引用方式)★ --- (+) English述部/前置詞句 直輸入。
- LEJ (NS) (Latin字英語化日本語 (通常方式)) --- (+) English語彙特化。
- English
といった具合になりますし、★を付けた「引用方式」(QS) は、日本語とEnglishを直結し、「語彙の融通」に関して決定的に重要な役割を、担うことになります。
(※ とはいえ、そんなに小難しく考える必要は無くて、通常のEJ/LJを通して、「こういう状況、こういう話題では、こういった語彙 (名詞/形容詞/動詞などの内容語) が用いられるんだ」といった部分を、ザックリと押さえていくだけでも、Englishに対する理解は、劇的に向上します。
そして、★「引用方式」(QS) は、その精度・範囲を、もうちょっと高める・広げると言っているだけの話です。)
ちなみに、Latinjiのみで完結できるLJとEnglishのことを、ここでは一体的に扱って、LE (エリー) と総称したりもします。時々使う表現なので、頭の片隅にでも入れておいて下さい。
◾️English Brainの育成
⚫︎「補助」のおさらい
「発音」「文法」「語彙-表記」各々に関する下準備は、以上で十分です。
これで、Englishをそのままの形で、苦痛も無理も支障も無く、大量かつ安定的に「飲み込んで (呑み込んで)」「定着させて」「積み上げて」いけるだけの準備 (土台/基盤) が、整いました。
以下では、それを踏まえた上で、どうやって語彙力・表現力・対応力を高めていくか、input/outputの能力を高めていくか、そしてEnglish Brain (英語脳) を成長・拡大させていくかについて、tips的な内容を述べていきたいと思います。
その前にまず初めに、ここまで上述してきた「補助」について、改めて確認しておきたいと思います。
全部で7つほどありますが、それらはEnglish文に対して、
といった具合に配置されます。
これらは常に意識しておく必要はありませんが、頭の片隅に入れておくことで、まさに「補助輪」のように機能して、Englishの扱いが楽になります。
⚫︎「English Brain (英語脳)」の2種類
またもう1つ、本題に入る前に、English Brain (英語脳) には2種類あるという話も、しておきたいと思います。
English教育界隈では、既知の語彙を習得度に応じて、
- Passive Vocabulary (PV/受動語彙) --- input/understand可能。聞き/読みにおいて、意味が分かる程度の水準。
- Active Vocabulary (AV/能動語彙) --- output/express可能。話し/書きにおいて、主体的/能動的に使用できる水準。
と呼んで区別しますが、これに対応させる形で、English Brain (英語脳) も、
- Passive English Brain (PEB/受動英語脳) --- English Brain (英語脳) の中の、受動語彙 (PV) が占める領域。
- Active English Brain (AEB/能動英語脳) --- English Brain (英語脳) の中の、能動語彙 (AV) が占める領域。
と、区別することができますし、それを図示すると下図のようになります。
要するに、能動語彙 (AV) は、常に受動語彙 (PV) よりも少なく、AEB (能動英語脳) は、常にPEB (受動英語脳) より狭くなります。
したがって、受動語彙 (PV)・PEB (受動英語脳) の裾野を広げながら、日常生活や、自分に必要な分野、自分の興味がある分野などを中心に、能動語彙 (AV)・AEB (能動英語脳) も固めていく/territoryを広げていく/比率を高めていく、という2種類 (2段階) の作業が、English Brain (英語脳) の育成には必要になります。
(逆に言えば、受動語彙 (PV)・PEB (受動英語脳) は、色々な人々が様々に言わんとしていることを、何となくでも広く理解・対応できるようにするために、可能な限り裾野を広げておく必要がありますし、そのために可能な限り様々なEnglishを見聞きし、経験を増やしておくことが望ましいですが、その全てを能動語彙 (AV)・AEB (能動英語脳) へと「昇格」させる必要は無いのであり、「使用頻度・一般性 (時代性・地域性)・必要性」などを点検・意識しながら、ある程度は「取捨選択」していく必要がありますし、そうすることで無駄な労力を省き、効果的に能動語彙 (AV)・AEB (能動英語脳) を養っていけるようにもなります。)
◉ AIMC (+ PGV check)【I/O】
さて、それでは本題に入りますが、まず第1に、English Brain (英語脳) の育成を考える上で、今日最も王道と言える方法は何かと言えば、ChatGPTのようなAI chatbotと一日中おしゃべりするだとか、Youtube、Podcast、Netflix、(日米双方の) English news、(JNTOなどの) Weather forecastなどのEnglish contentsで日常生活を埋め尽くしたり、smartphoneの設定言語もEnglishにするなどして、immersion (没入) の環境 (immersive環境) を構築するだとかでしょう。
(特にAI chatbotは、分からないことや、日本語からの翻訳、Englishでの自然な言い回しなど、何でもその場で質問できるし答えてもらえるのも、便利ですね。)
加えて、発音の項目で上述したmimicking (物真似) も、一定程度は補助的に役立ちます。(特に、語彙・言い回しの部分に関しては、native speakersの話しぶりから、臆せず積極的に、どんどん「steal (パク) る」のが良いでしょう。)
さらに、対話・発話の場数を円滑に増やして学習効果を高めるために、English学習段階では、
- おしゃべり
- 社交的
- 好奇心旺盛
- お調子者・おっちょこちょい
- 説明好き
- 演説好き
といったcharacter (性格) を、無理やりにでも自分に課す (すなわち、装う/演じる) ようにするのも効果的です。
そういう訳で、以上の
- AI chatbot
- Immersion (没入) (← Immersive環境構築)
- Mimicking (物真似) (← Steal (パクり))
- Character (性格) (← Acting (演技))
の4つ (AIMC) を、まずは押さえて行くのが、定石と言えるでしょう。
(※ なお、学習期間の間は、「日本語脳」と「English Brain」の配分を、4:6とか3:7ぐらいで、「English Brain」側に、思考の重心 (優先順位) を置くよう意識・習慣付けしたり、自分で日頃読み書きする日本語もLJに切り替えて、脳内を一日中「Latinji漬け/Latinji完結 (+ English語彙混じり)」にする「Latinji縛り/LE縛り」をしたりすると、より効果的でしょう。)
(※ また、「日本語脳 (日本語mode)」と「English Brain (English mode)」のswitch (切り替え) を、明確/迅速に行うためには、(既述のSW (切替) (180度回転) に加えて)「日本語平面 (Japanese plane)」と「English plane」といった、(発音 (音声)/文法/語彙体系のまとまりの (微細な/雰囲気的な) 差異を背景とした) 言語毎の「別の平面/地平/次元/世界/channel」のimagesを各々持っておき、その平面をswitchする感覚を持っておくと良いでしょう。)
そうして日常的にEnglishでinput/outputしていると、当然何度も「つっかかる」場面が出てくるでしょうが、それを漫然とやり過ごすのではなく、
- ① 発音 [P] --- [i] (既知の語彙だが)聞き取れなかった、[o] 発音が分からなかった
- ② 文法 [G] --- [i] 知らない構造・構文だった、[o] 文の組み立て方が分からなかった
- ③ 語彙 [V] (+ 表記 [W]) --- [i] 知らない語彙・表現だった、知っているけど瞬時にimage/senseが湧いてこなかった* [o] 語彙・表現・綴りが出てこなかった
- ③' 状況 [S]/文脈 [C] --- [i] [o] 知っている語彙・表現だが、状況・文脈から推測する形で、瞬時にその語彙・表現の絞り込み・引っ張り出しができなかった
の内のどれなのか、このPGV checkを通して、その「つっかかり」の箇所・原因を明確に特定・意識する習慣を身につけておくと、その修正・学習も、より的確かつ記憶に残りやすいものになります。
(実際には、③の語彙 [V] (や、③'の状況 [S]/文脈 [C]) が、原因であることがほとんどでしょうが、① 発音 [P] や② 文法 [G] が原因であることも無い訳では無いし、その原因が放置されたままにされるのも良くないので、こうした原因の仕分けを挟むのが望ましいと言えます。)
(なお、③'の状況 [S]/文脈 [C] が原因の場合、その解消には、下述するRS (復元) やSMG (状況-任務game)/MM (漫画法) が、関わってきます。)
したがって、そうした「つっかかり」部分を特定するためにも、日常的に浴びるEnglish contentsは、動画・音声の場合は、subtitles (字幕) や、closed caption (CC/切り替え字幕) が付いているものが望ましいでしょう。
(また①の発音 [P] が原因だった場合、それが一般的なものか特殊な事例なのかが判断できない場合は、Youglishなどのserviceを利用して、それを確認すると良いでしょう。)
(* 憶えている語彙・表現が、「瞬時に意味がimage/senseとして湧いてくる」といった直感的・実用的な水準 (直結・直想) にまで達していない場合は、AIに例文 (examples) を多く出してもらって目を通したり、語源 (etymology) を調べたり、KR (漢字ruby) やKY (訓読み) を(再)意識するなどして、image/senseの記憶を引っ張り出す「引っかかり」を多く作ることが重要です。)
◉ SMG (状況-任務game)/MM (漫画法) (+ CC (チャンク集め/繋ぎ))【I/O】
次に、input能力に加えて、output能力も意識的に高めていく方法についても、ここで述べておきましょう。
English教育界隈では、「意味のまとまりを持った語群/phrase」のことを、
- chunk (チャンク/塊)
と総称したりしますが、そうした表現に則ると、語彙力を高めたり、それを繋げて文を構成する行為は、
- 「Chunk Collection」(CC/チャンク収集/チャンク集め)
- 「Chunk Connection」(CC/チャンク接合/チャンク繋ぎ)
と呼ぶことができますし、そうした行為を意識的/主体的/game的に行う人のことは、
- 「Chunk Collector」(CC/チャンク収集家)
- 「Chunk Connector」(CC/チャンク接合家)
と呼ぶことができます。
これもまた、English Brain (英語脳) の育成を考える上では、重要な視点だと言えるでしょう。
そうした「CC」を、input-output両面で、特にoutputの面で、意識的に行いつつ、効率的に能力育成を図っていける方法論としては、
- 「Situation-Mission Game」(SMG/状況-任務game)
を挙げることができます。
全ての語彙は、sentence (文) の中で、更にはそれが使用されるsituation (状況) と共に記憶されないと、実用的なものにはなりません。
また、できれば一定の長さや文脈・物語の流れを持つ、conversation (会話)/dialogue (対話) 形式になっていると、より記憶しやすく実用的なものとなります。
(逆に言えば、日本の教育にありがちな、つながりの無い「単語だけ」「句だけ」「一文だけ」を大量に列挙しただけの単語帳や動画の丸暗記といった「断片的」な学習法は、非効率的・非実用的だと言えます。)
そして、とりあえず意味を理解できさえすれば良い受動語彙 (PV) の水準であれば、situation (状況) 情報だけで十分ですが、それを主体的・能動的に使用できる能動語彙 (AV) の水準まで引っ張り上げるためには、situation (状況) 情報に加えて、そこでcommunicationを通して達成されるべきpurpose (目的)/goal (目標)/mission (任務) といったものが意識され、実際にそのための有効なdescriptionができたのか、瞬時に言葉が出てきたのか/紡げたのか、といったことが検証され、できなかったら反復・修正・改善を行う、といったprocessが必要になります。
そうした様々なsituations (状況) - missions (任務) を想定した、主体的でrealityのある訓練、そして、それによる能動語彙 (AV) の増強、AEB (能動英語脳) の拡大、それがここで言うところのSMG (状況-任務game) と、その目的とするところです。
(そしてこれは、Englishの語彙・表現を、「使用するsituation (状況) のvisualization (視覚化)」と共に、頭に叩き込む手法でもあるので、分かりやすく「漫画(化)」を前面に出しながら、
- 「Manga Method」(MM/漫画法)
として表現することもできます。
movie/dramaを通じた学習だと、内容をcontrolできませんし、視聴に時間も掛かるし、受け身一方なので、使い勝手があまり良くありません。言語学習では、(自分で主体的に描き読みできる、内容的にも自分中心・自分視点で表現できる) 漫画の方が優れています。
手描きでroughな漫画にするも良し、最近はAIでお手軽・簡単にそれなりの漫画を生成できるので、それを使用するも良し、いずれにしろ、こうした「visualization (視覚化) を通じた語彙・表現の学習」は、「AI chatbotとのおしゃべり」と共に、「言語学習の中核」になるものだと言っても過言ではありません。)
◉ Englishization (英語(語彙)化)【I/O】
また、脳内でいちいち翻訳したり意味を確認する必要が無いくらい直感的・身体的に深く身に付いた実用的・実戦的なEnglish語彙を、容易かつ大量に身に付ける方法として、LJを活用して、Nihongoを使いながらにして、そのEnglish語彙比率を高めていく、
- 「Englishization (英語(語彙)化)」
を通して、それを行っていくという方法を、挙げることができます。
例えば、
- 1. 何が言いたいこと、表現したいことがある時に、LJ (LEJ) で以て、なるべく全部を、English語彙で表現できるよう努力してみる。
- 2. 出てこない部分は、とりあえず日本語語彙 (のLatinji表記) で表現する。
- 3. 出てこなかった (日本語語彙) 部分を、AIに聞くなどして調べ、English語彙に置き換える。
- 4. 全部がEnglish語彙に置き換えられたLJ (LEJ) 文を、確認し、覚える。
- 5. 1に戻る。
といったことを日常的に繰り返している内に、状況・言いたいことに応じたEnglish語彙が、直感的に湧いて出てくるようになります。
(述部の位置や形態を、Englishと同じ形で扱えるLEJ-QSを活用すれば、ほぼEnglishそのままの感覚で、それを行えます。)
こうしたことは、EJでも行うことも可能ですが、Latinjiのみで完結できる「Latinji縛り/LE縛り」でそれを行った方が、Englishへとseamlessに移行できるので、推奨されます。
◉ Physicalization (身体化)【I/O】
また、言語知識を真に実践的な水準に仕上げるには、sportsと同様に、それを思考を経由せずに、即座に直感的に、身体levelで操れる/対応できるようになる必要があります。
inputであれば、
- 目👁️/eye - read
- 耳👂/ear - listen, hear
outputであれば、
- 口👄/mouth - speak
- 手✍️/hand - write
といったように、そしてそれが、
- 脳🧠/brainの中で、thinkingを経ずに、sense/imageと直結/短絡
する形で、身体の水準まで落とし込まれることで、初めてlag/delayが無く い、nativeと遜色無いcommunicationが可能になります。
(要するに、平たく言えば、「sense (感覚) 水準まで (身体的に) 馴染ませる」ということであり、「目なじみ」「耳なじみ」「口なじみ」「手なじみ」の幅/範囲/領域を、広げていくということです。
そして、そのためには「量」「反復」「習慣化」が鍵になります。)
これをここでは、
- Physicalization (身体化)
と呼んでいますが、こうした部分でつまづいている人も結構多いので、ここが弱い人たちは、意識的にここを鍛えていく必要があります。
◉ RS (復元)【I】
なお、どの言語においてもあることですが、native speakerのしゃべりだと、音が潰れてたり、端折られてたり、訛ってたりして、よく聞き取れないことがままあります。
聞き取ろうにもそもそもちゃんと発音されてない事例です。
そうした事例に対処していけるだけのinput能力を身につけるには、
- 内容語 (content words/CW) --- 名詞、形容詞、動詞、副詞
- 機能語 (function words/FW) --- 代名詞、助動詞、前置詞、冠詞、接続詞など
といった区別における、内容語 (CW) を積極的に拾い上げ、同時にそれが話されているsituation (状況) - context (文脈) を踏まえつつ、「こういうことを言っているんだろうな」と、脳内で空欄埋め (filling in the blanks) をしながら、元の文をguess (推測)/restore (復元) させる能力を養うことが、重要になります。
こうした
- Content (内容) --- 内容語 (CW) の拾い上げ。
- Situation (状況) --- situation (状況) - context (文脈) の把握。
- Restoring (復元) --- 脳内での文のguess (推測)/restoring (復元)。
から成る一連の作業 (CSR (内容-状況-復元)) を、ここではとりあえず、分かりやすくそのままRS (Restoring/復元) と呼んでいますが、こうした能力も養っていく必要があります。
(そして、この能力を養って行くには、SM (記号法) が大いに役に立ちます。すなわち、outputであれ、inputであれ、「◯-⬜︎〜」といった文の型を常に意識し、完成させつつ言葉を扱う思考の癖を付けておくと、自ずとこのRS (復元) の能力も、養われることになる訳ですね。)
◉ RC (粗構)【O】
また、語彙力や文法力 (文構築力) が拙い段階で、冠詞がどうとか、名詞の単複や加算・不可算がどうとか、細かな言葉遣いや文法が合ってるかどうかとか、そんな細かなことを気にしてると、消極的にもなるし、一向にEnglish能力が磨かれないので、ある程度語彙力や文法力 (文構築力) が身につくまでの当面は、完璧を求めず、
- 「とりあえず、言わんとしていることが、通じれば良い」(名詞・形容詞・動詞といった主用部分の語彙 (内容語) が、出てくれば良い/それっぽく並べられれば良い)
といった程度の、カタコト/Broken English水準のEnglishを受け入れて、そうした大まかなoutput能力を磨いていく段階が、必要になります。(細かな部分を磨いていくのは、その後です。)
それをここでは、粗構 (粗構築/Rough Construction/RC) と呼んでいますが、こうした段階を踏めずに、立ち往生・挫折してしまっている人が、世の中には意外と多いので、こうしたことも頭の片隅に入れておいてもらいたいと思います。
◉ Transfer (移し替え)【O】
また、別の方法として、output能力を、泥臭くも着実に高めたいと思ったら、古典的な手法であるtransfer (移し替え) も、とても有効です。
これはEnglishのtranscription (文字起こし)、dictation (書き取り)、writing down (書き留め)、さらにはEJ/LJへのtransformation (変形) (※ translation (翻訳) ではないのがミソ) 等を、幅広く包括的に大雑把に表すことを意図した表現ですが、要するに、「音声・動画 → 文字」であれ、「文字 → 文字」であれ、とにかく日常的に触れるEnglish文 (あるいは、それをEJ/LJに変形したもの) を (反復的に) 書きまくるという実践です。
(notebookやpenが調達できない状況・環境ならば、効果は多少落ちるでしょうが、smartphoneのmemoなどへのinputや、頭の中で表記する形でも構いません。)
小学生時代を思い出して、繰り返し繰り返し反復的に書きまくる、容器に入った水を別の容器に移し替えるように、English文をtransferし続ける、飽きてきたら語句を少し入れ替えてまた書きまくる、そうこうしている内に、少しずつであっても、脳と肉体に、いやがおうにもその仕組みが、語彙が、理屈抜きで染み込んでくる、身に付いてくる、非常に泥臭いやり方ですが、言語学習においては、やはりこれは万能な、王道と言ってもいいくらい確実な方法です。
⚫︎ English Brain育成まとめ + 心得
以上、ここまで上述してきたEnglish Brain育成の材料である、
- AIMC (+ PGV check)【I/O】
- SMG (状況-任務game)/MM (漫画法) (+ CC (チャンク集め/繋ぎ))【I/O】
- Englishization (英語(語彙)化)【I/O】
- Physicalization (身体化)【I/O】
- RS (復元)【I】
- RC (粗構)【O】
- Transfer (移し替え)【O】
の7つを、分かりやすくひとまとめにすると、下図のようになります。
あくまでもmainとなるのは、AIMC (+ PGV check) であり、そのinput/output部分を「補助・補強」するものとして、残りの6つが配置される格好になります。
その6つの中では、SMG/MM (+ CC) とEnglishizationとPhysicalizationの3つが、それに次ぐ重要な要素だと言えるでしょう。
したがって、これら (AI/漫画/LJ (LEJ)/Body) を軸に、学習を進めてもらえば、着実な前進を期待できるでしょう。
さて、以上がQ methodの概要であり、これによって、Englishをそのまま大量に吸収していけるだけの「土台」と「型」が出来上がりました。
したがって、後は日常的にEnglishを大量に浴びながら、English Brainを育てつつ、習得の道を突き進んでもらうと良いでしょう。
また、ここでついでに、「言語学習における最も重要な心得」も、付け加えておきたいと思います。
世の中には、10以上の言語を操れる、「言語の達人」とも言えるpolyglotsが、それなりにいますが、そんな彼らが、「言語学習のコツ」として異口同音に述べることがあります。
それは、そのlanguageや、それを支えてきたsociety/community、history、culture、people、そしてそんな彼らとのcommunication、そうした対象の全体に、興味を持ち、楽しむ/愉しむこと、中でもとりわけ、communicationを楽しむ/愉しむことです。
そうすることで、我々の脳🧠には、dopamineやadrenalineといった「脳汁」が溢れ、「中毒化」「没入」と「記憶増強」が進み、「好きこそものの上手なれ」式に、言語学習が爆発的に進展することになります。
★ Special : 特別抽出
★ [1] Gamification (ゲーム化) 《SM (記号法) + MM (漫画法)》
さて、ここまでは、English学習で挫折/脱落する日本人を少しでも減らせるように、様々な材料について満遍なく上述してきましたが、それらをザックリと踏まえてもらった上で、ここで最後に、多くの日本人にとって最も効果的であろう学習法について、3つほど、上述してきた材料の中から一部を抜き出して、まとめておきたいと思います。
(※ 下述していくように、この3つは、内容的に組み合わせて併用することが可能であり、それによって学習効果も倍増するので、お勧めです。)
まず第1に、SM (記号法)とMM (漫画法) の組み合わせから成る、
- Gamification (ゲーム化)
を挙げることができます。
まず、SM (記号法) を改めて確認しておくと、これは、
- 「◯」= 名詞
- 「△」= 形容詞
- 「⬜︎」= 動詞
- (「▽」= 副詞)
- 「☆〜」= つなぎ言葉 (接続詞、疑問詞/関係詞、不定詞/分詞、前置詞)
- 「(☆)〜」= 関係詞が省略される場合や、目的語的前置詞句など
- 「(☆〜)」= 名詞修飾形 (形容詞的用法) の場合など
- 「☆⬜︎〜」= 関係詞(主語相当)+動詞、不定詞/分詞、前置詞+動名詞の場合など
といった記号を用いて、
- ◯-⬜︎ 【第1文型】
- ◯-⬜︎-◯ 【第2文型①/第3文型】
- ◯-⬜︎-△ 【第2文型②】
- ◯-⬜︎-◯-◯ 【第4文型/第5文型①】
- ◯-⬜︎-◯-△ 【第5文型②】
- +
- (☆)◯ 【目的語的前置詞句】
- (☆◯) 【前置詞句 (名詞修飾 (形容詞的))】
- ☆◯ 【前置詞句 (節修飾 (副詞的))】
--- - (☆⬜︎〜)【不定詞/分詞句 (名詞的/名詞修飾 (形容詞的))、前置詞+動名詞、関係詞(主語相当)+動詞】
- ☆⬜︎〜【不定詞/分詞句 (節修飾 (副詞的))】
--- - (☆◯-⬜︎〜)【that/疑問詞/関係詞 (非主語) 節 (名詞的/名詞修飾 (形容詞的))】
- ((☆)◯-⬜︎〜)【that/関係詞節 (名詞的/名詞修飾 (形容詞的))・省略版】
- [☆◯-⬜︎〜]【関係詞節 (節修飾 (副詞的))、接続詞-従属節】
といったように、English文の構造を、瞬時に大掴みに把握する手法です。(したがって、あまり細かな部分に神経質になる必要はありません。)
そして、これを (「文字」情報と「状況/情景」情報と「文脈/対話」情報を一体化させる手法である) MM (漫画法) と組み合わせて、Englishをinput/outputする際に、
- 「記号組み立て」と「漫画」を経由させる
(English ←→ 「情景/状況/文脈/対話/文字/記号」 ←→ Brain)
ことで、そうしたfilters/layersを間に挟むことで、game感覚で (楽しく、負担無く、それでいて記憶に残りやすい形で) Englishと向き合えるようになります。
(※ 特に、MM (漫画法) に関しては、「自分を主人公にした主体的なEnglish叙述を行える漫画」と、「(その主人公が日々接する) 様々なEnglish情報全般を扱う漫画 (内漫画)」という二重構造を持ち込むことで、例えばnewsの情報に接しながら、その語彙・表現を、自分主体に置き換えて、漫画内で主人公が述べ直すことができる、という切り替え (置き換え) 可能な「良いとこ取り」ができます。)
それがここで言うGamification (ゲーム化) です。
★ [2] Write and Check (記録+点検) 《Writing + AI》
- Write and Check (記録+点検)
を挙げることができます。
これは要するに、「何か言いたいこと」があった時に、それをnotebookなどにEnglishで、(不完全・不恰好でも良いので) 文字として即座に一旦書き出してみて、その後AIに正しい表現を確認して、添削・加筆・修正して、覚える、を繰り返すという手法です。
(あるいは、subtitles (字幕) や、closed caption (CC/切り替え字幕) が付いている動画・音声の聞き取りを、notebookなどに書き出す、そしてsubtitles/CCを確認して、添削・加筆・修正して、覚える、を繰り返すという手法も、似たような効果を期待できます。ただし、こちらの場合は、内容に自由度が無いので、退屈な作業になりがちです。)
人間は一旦文字に書き出して、確認するという手順を踏まないと、いくらでも「曖昧なまま、いい加減に、やり過ごす」という自分自身に対する「甘え・誤魔化し」ができてしまうので、それを防止して着実な前進を図るために、こうした手法が必要になりますし、こうした「効果的で地道な作業の繰り返し」こそが、何だかんだで「習得への一番の近道」だったりします。
上記2つを統合・併用すると、下図のようなimageになります。
これこそが、とりあえずは、最も効果的なEnglish学習法だと言えるでしょう。
★ [3] CW Focusing (内容語焦点) 《RC (粗構) + RS (復元)》
- CW Focusing (内容語焦点)
を挙げることができます。(補助的には、EJ/LJも関わってきます。)
やはり言語学習においては、なるべく多くの使用事例、examples (例文) に触れること、それもできれば、
- 1. 一度に同じ語/句/構文を用いた、大量のexamples (例文) に触れ、その感覚/雰囲気を掴む。
- 2. その要点をまとめたsummary (要約/まとめ) も参照して、頭の中を整理する。
という「具体と抽象 (要約)」を、balance良く摂取することが、重要になってきます。
1のように、「まだ感覚/雰囲気を掴みきれていない語/句/構文」を、それに関する大量のexamples (例文) に一度に触れることで、掴めるようにする手法を、ここでは、
- 濃縮例文 (Condensed Examples/CE)
と呼んでいますが、こうしたことは今の時代、AIに頼めば簡単にやってくれるので、活用しない手はありません。
2のsummary (要約/まとめ) も、AIに頼めば簡単にやってくれますが、このQ methodにおいても、発音、文法、語彙 (会話) など、各分野におけるsummary (要約/まとめ) を、他所では見られない独自の形で結構頑張ってやっているので、参考にしてもらえると幸いです。
そして、上記3つを統合すると、下図のようなimageになります。
これこそが、更に隙の無い、最強なEnglish学習法だと言えるでしょう。