English Way
English Wayとは、「日本人にとっての最効率的なEnglish習得法」である「RV-CJ method」(RJ method) を、普及させていくことを目的としたplatformです。
(※ 参考:「言語について」)
- ◾️「RV-CJ method」(RJ method) とは?
日本人が「English下手」である理由/原因は、日本語とEnglishが、
- ① 発音
- ② 文法
- ③ 文字 (綴り) + 語彙
と、ほぼ全ての面で共通点が無い、「全く性質の異なる言語」であるにも関わらず、既成の教育/環境が、そうした「溝を埋める」のに効果的なものになっていないからです。
そして、こうした「溝を埋める」のに、効果的な手法として、
- ① 発音 → RK (修正カタカナ語)/REK
- ② 文法 → VP (動詞型)/AG (代替文法)
- ③ 文字 (綴り) + 語彙 → C (会話/事例/漫画/文化/慣習) + J (EJ/LJ/AE)
の4つを、挙げることができます。
そこで、これらの頭文字 (RV-CJ) を採って総称したものが、ここで扱っている「RV-CJ method」です。
(※ 下述するように、特に重要な最初と最後を採って、「RJ method」とも略称します。)
- ◾️EET + CRC【ER】/ LET + HRC【LR】
これら4つの要素 (RV-CJ) は、どれも重要ですが、日本人のEnglish習得を考える上で、特に重要になってくるのが、最初のR (RK/REK) と最後のJ (EJ/LJ) の組み合わせ「RJ」です。
J (EJ/LJ) の場合、「English文をEJ文に変換したり、逆にEJ文をEnglish文に変換する」といった、
- 「EJ-English翻訳 (EET/EJ-English Translation)」
や、その「LJ-English版」である、
- 「LJ-English翻訳 (LET/LJ-English Translation)」
を、日常的な習慣とすることが、最重要な実践の柱となります。
これによって、日本語を使いながらにして、Englishの「文字-語彙」体系と「文法」体系に慣れ親しむことができ、両言語間の「感覚的な垣根」が取り払われていくことになります。
(※ なお、AEとEnglishの間には、translation (翻訳) と呼べるような変化は、生じません。)
R (RK/REK) の場合、上記の「EET」「LET」と連携しつつ、残りの1つ「発音」体系を攻略する、補完的な役割を果たすことになります。
「EJ/EET」のEnglish発音部分は、「CK (慣習カタカナ語) とRK (修正カタカナ語)の挟み撃ち」で攻略することになりますし、そうした
- 「CK-RK変換 (CRC/CK-RK Conversion)」
を習慣付けることが、最重要な実践の柱となります。
同様に「LJ/LET」のEnglish発音部分は、「Hebon式と (Latin字版) REKの挟み撃ち」で攻略することになりますし、そうした
- 「Hebon-REK変換 (HRC/Hebon-REK Conversion)」
を習慣付けることが、最重要な実践の柱となります。
このように、J (EJ/LJ) とR (RK/REK) の組み合わせ「RJ」による、
- 「EJ-English翻訳 (EET) + CK-RK変換 (CRC)」【ER】
- 「LJ-English翻訳 (LET) + Hebon-REK変換 (HRC)」【LR】
を基軸としつつ、V (VP/AG) とC (会話/事例/漫画/文化/慣習) で補完していくのが、「RV-CJ method」であると表現することもできます。
- ◾️EJ/RK (発音) とLJ/AE (語彙) の挟み撃ち
ただし、上記した内容だと少々複雑で、付いてこれない人もいると思うので、最重要な部分だけ抜き出して単純化すると、
の挟み撃ち (としてのRJ method) として、まとめることができますし、とりあえずは、これで以てEnglishの攻略を進めてもらうというのが、最も一般向けのやり方だと言えます。
この挟み撃ちを基軸としつつ、必要に応じて、V (VP/AG) とC (会話/事例/漫画/文化/慣習) で補完していくのが、「RV-CJ method」である、という説明が、最も分かりやすく受け入れやすい説明だと思います。
↓【※ 以下、少々蛇足的な内容開始。】
なお、おまけの補足情報として、この「RV-CJ method」(RJ method) の、最後の要素であるJ (EJ/LJ/AE) について、改めて、もう少し詳しく述べておきますと、これは、
- 「漢字/かな/カナ/Latinjiを併用/混用できる様式」であるEJ (拡張日本語)
- 「Latinjiのみの様式」であるLJ (Latin字日本語)
- 「Englishに極端に寄せた様式のLJ」であるAE (ほぼ英語)
の3段階から成ります。
こうして3段階に分けることで、無理なく自然に、Englishの語彙/表現を、日本語内へと浸透/定着させていくことが、可能になります。
なお、この内、「Latinjiのみ」の領域である、
- 「LJ (Latin字日本語) ー AE (ほぼ英語) ー English」
の部分は、LE (エリー) と略称/総称され、(「Englishの語彙体系/感覚を、日本語内に持ち込む/馴染ませる/定着させる」際の「入り口/媒介」「引き込み線/導線」部分として) 特に重視されています。
ついでに、この「LJとAEの違い」を、ここでまとめておくと、端的に言えば、両者の違いは、
- 「述部」「前置詞句」部分が、日本語化しているか、Englishのままか
という点だけです。
LJ | AE | |
---|---|---|
前置詞句 | 日本語化 (noun (+ no + 形式名詞) + 格助詞) |
English形のまま (pp + noun) |
述部 | 日本語化 (verb sl + 助動詞/助詞) |
English形のまま ((av +) verb) |
(後置修飾(句/節)) | (前置修飾化) | (*後置修飾のまま) |
Englishに、
- (*述部を最後尾に移動 +) iO/dO/Cにni/o/niを付加
という最低限の措置のみ許容したものがAEであり、そのAEに、
- 「述部」と「前置詞句」の日本語化
という措置も許容したものがLJである、という関係性になります。
(*「述部を最後尾に移動させる」ことは、必ずしもAEにとって必須の条件ではありませんし、不定詞句/分詞句/関係詞節といった後置修飾(句/節) においては、述部はEnglish語順のまま、前方に配置しておくことが推奨されます。)
↑【※ 以上、少々蛇足的な内容終了。】
- ◾️補助的要素/Immersion環境
なお、その他の補助的な要素としては、
- SlangやPolysemic (多義的) な語彙/表現 に慣れ親しんだり、表現のCasual (Informal)/Formalを認識/区別/使い分けできるようになること。
- 記憶の定着を強化するために、Shadowing (追唱) やDictation (書き取り) も、なるべく習慣にすること。
- native speakerに対するMnmn (物真似/Mimic) 意識を持つこと、また、とりあえず「意思疎通できること」が最優先であり、Ktkt (カタコト/Janglish/broken English) であることをあまり気にしないこと。
- V (VP/AG) 以外の文法事項に関しては、
- ❶ 「時制+完了形 (3x2) +進行形/受動態」といった述部構造
- ❷ 「名詞の5種類」と「冠詞」との関係
- ❸ 前後の従属句/節を導く「つなぎ表現」
- ❹ 語順/構造の違いを踏まえた上での「後置修飾」に対する意識
- (日本語特有の語彙/表現/言い回しを使えないことによる、相対的な「Englishの不便さ」に対する意識/認識の確認)
- など、日本語には無い基本事項をしっかりと押さえておくこと。(※また、学生用/試験用のEnglish単語帳/参考書/問題集/website類は、そうした文法基本事項の再確認に役立ちます。)
といったものを挙げることができますし、こうしたことも頭の片隅にふわっと意識しておいてもらうと良いでしょう。
また、
- English Newsの記事/動画 (日本/USA/UK関連中心)
- NHK World, Yomiuri, Asahi, Mainichi, Nikkei, AFN, JNTO Weather..
- CNN, NBC, CBS, ABC, Yahoo..
- BBC, Sky News, Yahoo UK..
- English Narration/Conversation音声/動画 (Radio/Podcast/Youtube等)
- English Drama/Movie/Music --- 語彙/表現の増強など
- (Englishに言語設定した) Smartphone (iPhone/Android) --- 機種変更後のお古のsmartphoneを活用すると、支障を来たすことも無い。音声/動画に対する自動文字起こし (Live Caption) 機能をonにすると、よく聞き取れない部分を確認するのにも役立つ。
- ChatGPTのような対話型AI --- chat/会話など
- (辞書/翻訳/発音 --- Oxford/英辞郎/Google翻訳/DeepL/YouGlishなど)
といったものを取り揃えて、日常的にそれに浸(ひた)ることで、日本にいながらにして、English圏に移住したかのようなimmersion (没入) 環境を作ることも、とても効果的です。
Related Pages
Related Wikis
- RK (REK) Wiki【一覧】--- 「カタカナ版RK/REK」用wiki。
- REK (L) Wiki【一覧】--- 「Latin字版REK」用wiki。
- English Verb Wiki【一覧】
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