English Way (簡略版)
(ここは雑多な情報が詰め込まれたEnglish Way (PGV method) の元pageから、最重要な要点だけを抜き出して、簡素にまとめたpageです。)
English Wayは、「日本人にとっての最効率的なEnglish習得法」である「PGV method」 を、普及させていくことを目的としたplatformです。
- ◾️日本人の「English下手」の原因
日本人の「国民病」とも言える「English下手」の原因は、
- ① 発音 [P]
- ② 文法 [G]
- ③ 表記 [W] (綴り [S]) + 語彙 [V]
という、日本語とEnglishの間の「3種の (体系の) 相違点」を、効果的に埋める (橋渡しする) ことで、
- 「Englishで意思疎通が可能」な「カタコト (Broken English) 水準」の能力 (「English brain (英語脳)」) を、手っ取り早く身に付けさせる
(「カタコト (Broken English) 水準」まで、言語能力を、手っ取り早く引き上げさせる)
という「先ず以て行わなければならない手順/手続き」を経ないまま、高度な教育に突入してしまうことで、ごく一部の「bilingual環境で育った子」以外は、挫折/脱落することになってしまう、という構造的な問題にあります。
(そして、そんなごく一部の「bilingual環境で育った子 (や外国人)」が、English教育/商売を行う側に回るので、大多数の日本人が「もっと手前の基本的な部分」でつまづいていることが分からず、効果の薄い的外れな教育/商売を行う、という悪循環が、半世紀以上の長きに渡って繰り返され、この国の発展を妨げてきた訳です。)
したがって、この問題を解決するには、まさしくその日本語とEnglishの間の「3種の (体系の) 相違点」を、効果的に埋める (橋渡しする) ことで、全ての日本人に、
- 「Englishで意思疎通が可能」な「カタコト (Broken English) 水準」の能力 (「English brain (英語脳)」) を、手っ取り早く身に付けさせる
ことができるような方法論/環境を、確立/普及させることが必要です。
そして、その方法論こそが、ここで述べていく「PGV method」であり、攻略すべき日本語とEnglishの間の「3種の (体系の) 相違点」の頭文字 (PGV) から、この名が採られています。
(念のため繰り返し述べますが、この「PGV method」は、基本的に従来の日本のEnglish教育では欠落していた、「日本語とEnglishの間の「3種の (体系の) 相違点」を、効果的に埋める (橋渡しする)」ことで、全ての日本人が、「「カタコト (Broken English) 水準」の能力 (「English brain (英語脳)」) を、手っ取り早く身に付ける」ことを可能/容易にすることを、主たる目的とした方法論であり、それ以上の高度なEnglish能力を身に付けさせる/磨かせることを目的としたものではないので、そうしたものを求める人達は、他所を当たって下さい。)
- ◾️「PGV method」の内容
この「PGV method」において、日本語とEnglishの間の「3種の (体系の) 相違点 (PGV)」を、効果的に埋める (橋渡しする) 方法は、以下の通りです。
- ① 発音 [P] → RK (修正カタカナ語)/REK【一覧 (簡易版)】
- ② 文法 [G] → VP (動詞型)/AG (代替文法) // GB (文法箱)/EO (英語順)
- ③ 表記 [W] (綴り [S]) + 語彙 [V] → J (EJ/LJ/AE) // KR (漢字ルビ) + C (会話/事例など)
① 発音 [P] に関しては、RK/REK (一覧 (簡易版)) の類の一択です。
すなわち、
- 「慣習カタカナ語 (CK)」と、Englishの音韻体系の特徴を極端に反映した「修正カタカナ語 (RK)」 (あるいは、それらをLatin字化した「Hebon式表記」と「REK式表記」) の挟み撃ち
という方法で十分。他は必要ありません。
② 文法 [G] に関しては、3つほど用意してありますが、圧倒的に重要なのが、VP (動詞型) です。他はおまけです。
日本の英文法教育では、基本文型 (SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC) を教える程度で終わってしまいますが、
- Englishの動詞は個性がバラバラで、「語彙によって、どの文型を採るかが、全然違ってくる」
ので、そのVP (動詞型) を、語彙ごとに個別に教える/学習する必要がありますし、そうしないと、nativeや近親言語圏の人間 (あるいは、それと同等の「経験量」を獲得できる特殊環境者や異常努力家) 以外 (つまり一般/大多数の日本人) は、挫折しますし、「言葉が出てこない」「文をうまく組み立てられない」という水準を、抜け出すことができません。
③ 語彙 [V] に関しては、色々なものを挙げていますが、結局のところ語彙の習得は、「日常的な使用/習慣」の積み重ねで身に付けるしかないので、そうした「使用/記憶」を促進/補助するようなもの (日本語内でも使用、漢字ルビで記憶補強、会話/事例/漫画学習など) を挙げるしかありません。
しかし、最近はChatGPTに代表される対話型AI (AI chatbot) が発達してきて、だいぶ便利になりました。AIは、「英会話」相手にしたり、試験問題を作成してもらう、作文の添削をしてもらう、といった用途でも便利ですが、特に、
- 例文を大量に出してもらう
という用途が、語彙学習においては便利です。したがって、学習したい語彙があったら、その例文を大量に出してもらい、それを大量に摂取することで、記憶/感覚を養うという方法、これをここでは、
- 「CCE」(Condensed Concrete Examples/濃縮具体例)
と呼びますが、これが効果的だと言えます。
(特に、上記したVP (動詞型) と、この「CCE」を組み合わせると、Englishの基幹部分である「動詞/述部」部分を、正確に把握/記憶できるようになるので、効果的です。)
一般的に言えば、「記憶力/想起力/連想力」の強さは、
- 「接した具体例」と「使用履歴」の量
で決まります。
したがって、こうして大量の具体例を浴びておくことは、とても重要だと言えます。
(また、この ③ 語彙 [V] に関しては、特に日本を含む東Asia/漢字文化圏の人間は、欧州言語圏との「語彙体系の違い」が「大きな障壁」となったり、努力してそれを習得してもその2つの語彙体系の狭間で「股裂き」になったりするなど、困難を経験することが少なくありません。
したがって、そうした負担を軽減する意味でも、J (EJ/LJ/AE) やKR (漢字ルビ) といった「CCE」以外の手法も、決して軽視できませんし、それらも補助的に有効活用しつつ、最適/快適な言語環境を醸成していく必要があります。)
また、最低限押さえておくべき「語彙/言い回し」としては、上記したVP (動詞型)で扱う「基本動詞」関連に加えて、挨拶、相槌、買い物、家事などで用いる、「日常生活/日常会話」関連も、挙げることができます。
それをここでは、そのまんま、
- 「BC」(Basic Conversation/日常会話/基本会話)
と総称しますが、これらもまず以て押さえておかないと、「いざという時、言葉が出て来ない」という、従来の日本のEnglish教育の失敗を、反復することになってしまうので、これは必須です。
(「自然な言い回しかどうか」を判定してもらうのにも、ChatGPTに代表される対話型AI (AI chatbot) は、大いに役立ちます。)
さて、そういう訳で、「PGV method」の材料を色々挙げましたが、中でも最重要と言えるのが、以下の3つです。
- ① 発音 [P] → RK (修正カタカナ語)/REK【一覧 (簡易版)】
- ② 文法 [G] → VP (動詞型)
- ③ 表記 [W] (綴り [S]) + 語彙 [V] → CCE (濃縮具体例) + BC (基本会話)
したがって、これらの頭文字を採って、「PGV method」は、
- 「RVC method」
とも、表現することができます。
(CCE (濃縮具体例) は、VP (動詞型) やBC (基本会話) を補助する形になります。)
(元pageでは、様々な組み合わせ/名称を挙げていますが、やはり最終的に最重要な組み合わせを挙げるとなると、こうなります。)
ちなみに、冒頭でも述べた、この「PGV method (RVC method)」の目的である、
- 「Englishで意思疎通が可能」な、「カタコト (Broken English) 水準」の能力 (「English brain (英語脳)」)
のことを、ここでは分かりやすく、
- 「BEB」(Basic English Brain/基礎英語脳)
と呼ぶことにしますが、これを用いて改めて内容を端的にまとめると、
- 「PGV method (RVC method)」を用いて、「BEB」(基礎英語脳) を、可能な限り手っ取り早く獲得/確立させること
が、English Wayの目的ということになります。
(こうした「カタコト (Broken English)/BEB (基礎英語脳) 水準」の能力にまで、手っ取り早く引き上げさせる、
- Prep Eduaction (PE/予備教育/事前教育)
を経た上で、より高度なAcademic English (学術英語) やBusiness English (ビジネス英語)、それらに関係した試験勉強などに進んでいくのが、「本来あるべき教育手順」な訳ですが、そうなっていない「最悪な教育環境」が長年放置され、多くの挫折者を生み出し、日本民族を「世界有数のEnglish下手民族」へと転落させて来たのであり、そうした構造的な問題を今こうして修正/解決する活動を行っているのが、このEnglish Wayということになります。)
(こうして「BEB」(基礎英語脳) を獲得/確立してもらったら、後はそこを基盤にして、English話者としての主体性 (言語観/世界観/社会観/文化観/生活観) を持ちながら、English圏の情報秩序やcommunicationに参加し、様々な模倣/学習を繰り返しつつ、その「BEB」(基礎英語脳) を拡張/拡大/洗練して行ってもらえば良いだけです。
J (EJ/LJ/AE) やKR (漢字ルビ) を活用したり、日本に関するEnglish Newsのwebsitesを活用するなどして、日本語(圏) とEnglish(圏) の間の差異を、なるべく小さくする環境を構築すると、負担の少ない快適なbilingual生活を、送れるようになるでしょう。)
そういう訳で、social mediaや漫画などを活用しつつ、これらを地道に広めて行くのが、当面の活動となります。